20年近く、いろいろな媒体に情報発信してきました。
試行錯誤してきた私の文章術・速読術として記録しておきたいと思います。
マインドマップの活用
20年も前になるかと思います。
トニー・ブザンのマインドマップ、右脳型文章術というのを勉強しました。
関連の書籍はいっぱいあります。
いまでも販売されているかと思います。
こういった書籍が、まだまだ販売されていますね。
文章を書く前提には、テーマに対するリサーチが必要です。
日常生活全般で興味関心のアンテナを張っています。
メモ魔です。
そして、メモをいつも見返すようにしています。
見返さないメモはくず同然です。
見返してこそ宝の山ですが、実は、見返さないメモも大量にあります。
それでいいと思っています。
見返して活用できる場合と、廃棄していくメモといろいろです。
とにかくメモをして、活用するぞ!という前向きな心構えと行動があればいいのだと思っています。
見返さないメモはくず同然でいいと思います。
メモとマインドマップの合体
メモとマインドマップの合体で最強アイディア相関図ができます。
メモを取捨選択して、マインドマップにすると、頭の中がすっきりクッキリします。
脳みそのシステムに寄り添って優しく作業ができているのだと思います。
もやもやしているものをどんどん出して、気持ちよくなります。
「気持ちよく」が大切な点だと思います。
マインドマップからタイトルと目次へ
マインドマップに落とし込んだメモを俯瞰すると、タイトル決めの原案ができます。
次に、マインドマップから、目次決めのマインドマップに作り替えていきます。
一晩寝かせて、もういいでしょうと思ったら、テキストエディタ―やワープロの見出しに落とし込みます。
マインドマップで、ある程度、構成を考えて並べ替えてからになります。
この場合は、どんどん見出しにして、あまり考えないようにしています。
実際に文章を書き出す時に、修正していけばいいのです。
目次に沿って爆発書き
次は、目次に沿ってどんどん書き出します。
爆発書きです。
爆発するように書いていく。
どんどん書く。
こまかな「てにをは」は、考えない。
誤字脱字も考えない。
どんどん書く。
頭にひらめいたものをどんどん書く。
目次に沿ってどんどん書いていく。
裏づけの資料も気になっても参照しないでどんどん書く。
ということで、勢いをつけます。
参考資料、参考文献の調査作業
全体の文章が出来上がったら、次は、気になった文献に当たります。
細かい資料やデータ、言い回しなどを調べます。
自分の主張に対して、他者の考えを参考に引用したり、対比させたりと文章に厚みを持たせます。
読者にとっての有益な情報をひとまとめにします。
そこで、今までの読書量や資料の収集具合が力になります。
日ごろから書籍や雑誌、ネット情報、SNS情報などへ、アンテナを広く張っている必要があります。
我流の速読方法
書籍は、1日1冊程度は、読みます。
多いときは、3~5冊は読みます。
わりと多読な方だと思います。
多くの人は、テレビに独占されたエンターテイメント系の映像や音に犯されすぎています。
最近では、テレビの画面に大きなゴシップ風の字幕までついて、これでもか、これでもかと画面に釘付けにさせようとしています。
テレビ局もあらゆるテクニックを駆使して視聴率を上げようと死に物狂いです。
頭をボーっとさせたい時には、たまにはテレビもいいと思います。
しかし、いつもテレビでは、いけません。
視聴者の注意をひきつけるという点では、非常に参考になる手法をテレビは多様しています。
商売人にとっては、大いに参考になります。
しかし、テレビからは、まとまった考えやデータ、情報といったものは、つかめません。
やはり、中心は本からの情報で、まとまったものが入手できます。
本を読みましょう。どんどん読みましょう。
私の読書術は読もうと強く思うこと
で、私の読書術です。
速読術というよりも読書方法です。
とにかく本を読む時間をできるだけ確保するということに尽きます。
巷の速読術なるものを私もいろいろと試して、研究もしていました。
いいものがたくさんあります。
しかし、一番肝心なことは、本を読もう、読みたいという欲望と、目的意識、それを実現しようとする行動力です。
読む行為をできるだけ多く実行することです。
多読です。
そうすれば、自分なりの速読は、身につきます。
多読を心がけていれば、どなたも自分流の速読術が出来上がります。
速読に関する学習を始めたのは、中学生の時分でした。
今から40年以上も昔の話です。
ですからキャリヤは長いと思います。
アメリカ式の斜め読み、キーワード読み
最初は、アメリカ式の斜め読み、キーワード読みです。
文章の最初のほうに結論が多く登場する英語の速読です。
当時、読んだ速読の本の題名は忘れましたが、いくつかありました。
大体が、今申しあげたアメリカ式のものです。
確か、ケネディー大統領は速度ができたそうで、大量の行政文書のすべてに目をとおしていたとか載っていたと記憶しています。
韓国式の速読術
その次は、韓国式の速読術です。
韓国式の速読術はいくつも枝分かれして日本には、教材販売の事業所がいくつもあります。
これは、視野を大きくして、いくつもの文字、行を一度に認識して情報収集する方法です。
精神集中して文字を画像のように見る、そして、脳にどんどん取り入れてしまう方法です。
文字を一字一句読み上げて音声認識しながら理解していく方法を越えて音声認識の過程を通さずにいきなり脳の認識にしてしまう訓練をします。
結構、辛い訓練が必要です。
私は、この方式の速読術本を何冊も読んだり、何十万円もする家庭教材を購入して訓練したりもしました。
フォトリーディグ
フォトリーディグというものも登場しています。
これは、アメリカからの輸入ものです。
基本的なところは、最初のキーワード読み、斜め読みの発想に右脳的な映像認識をミックスしたようなものだと思います。
立花隆氏の読書方法
私は、これらを自分なりに波長の合う部分だけ取り入れて、その時々の状況、体調などに合わせて、とにかく早く大量に読書をしようと心がけています。
立花隆氏の読書方法に近いと思います。
特に私もそうでしたが、速読術と称するものを学習しようとする人は、本は一字一句読み上げて、すべてを認識して記憶すべきものという強迫観念にとらわれている傾向があります。
そういう観念につけこんで、この教材を買うと一分間に10万文字の読書ができるようになります・・・などと言って20万も30万もする教材を宣伝しています。
本当にそうなれれば安い買い物と思い私も買ったことがあります。
しかし、なかなか実現する代物ではありません。
読書の概念のずれ
従来の考え方ですべての文字を認識する読書で数千文字から1万文字くらいまでならがんばれば可能です。
しかし、10万文字というのは、はっきり行って、普通の人間には、無理です。
そこまで行くと、読書という概念とは違うと思います。
理解していない状態でページを見た事を覚えているといった状態です。
その状態をしばらく寝かせておくと、なんとなくその本の内容がわかったような気になっているという状態だと思います。
超高速の速読術の境地はそんなものだと思います。
あくまでも私の経験上のお話です。
教材を販売している方は、そんな言い方はしません。
はっきり10万文字の読書と言います。
ですからこの「読書」という概念のズレがそこにはあるような気がします。
何が何でも一字一句読むというのは、速読的読書ではないのです。
フォトリーディングでは、特に強調していますが、目的を持って、目的に沿った情報をピックアップできればその本は、「読んだ」となるのです。
非常に合理主義のアメリカ的読書術だと思います。
すべての本を一字一句読む必要はありません。
ゆっくり味わいたい文学作品などは、一字一句音読するように楽しんで読めばいいのです。
とにかく必要な情報がほしい、新聞やビジネス書などは、アメリカ式飛ばし読みでいいのです。
この辺は、立花隆氏の『ぼくが読んだ面白い本・だめな本、そして僕の大量読書術、驚異の速読術』で述べています。
私も同様です。
立花氏は、蔵書と読書用にビルをひとつ持っているくらいの人物ですから、その意見は、心強い限りです。
とにかく本はたくさん読むようにしています。
その努力を惜しまないように心がけています。
共感される文章にするには
文章作成の話に戻ります。
どんどん書いて吐き出した文章の塊を、今度は、整理して、味付けしていきます。
感動を文章に入れ込むようにしています。
キーワードだけ申し上げると、両極端の感動体験、両極端のお笑い体験、両極端の美術体験などを入れ込めるようにします。
世の中の情報媒体での「ヒットの法則」は、両極端から生まれてくると思います。
読者や視聴者、消費者が、日常生活からかけ離れた、両極端の疑似体験でヒットが生まれると思ます。
違和感、不安定、ズレ、異物、あっちとこっち、違うものの組み合わせで感情体験が生まれるものだと思います。
そこに、人生を考える要素が加わると「感動」になります。
そして、共感が生まれるので読者に受け入れられる文章や作品になるのだと思います。
こういった流れで、文章を最終的には、参考資料で補完し、校正してから、完成原稿へとなります。
ネットでの文章では、自分で全て作業することが多いので、校正の部分が少し曖昧になりがちです。
でも、それで構いません、どんどん情報発信することの方が大切です。
行き詰った時の対処法
一番いいのは、散歩ですね。
とにかく、リラックスすることです。
散歩しながら、腹式呼吸をします。
ジョギングをすることもあります。
室内では、ストレッチや筋トレをします。
瞑想をして自己暗示するのもいいと思います。
自己暗示のひとつでは、宇宙の意識と一体になることです。
ずっとずっと向こうの、そのまた向こう。
地の果て、海の果て、空の果てを想像してみます。
果ての果ての果てには何があるのでしょうか?
宇宙の果ての果てに行き着いて、でも、その果ての果てに何があるのでしょうか?
何もない、何もある、宇宙の意識と一体となる果ての果て。
そこにポーンと身を投げ出して一体となることを想像します。
すると、答えが体の中に充満してくるような気がします。
回り一面が答えの風景なんですね。
今、それを脳裏に焼き付けて、この場所に戻ってくればいいのです。
今、見た、感じとった答えをどんどん文章にしてしまいます。
宇宙意識が考えてくれた答えです。
いつでも答えを与えてくれる強い見方だと思います。
その時の体調にもよりますが、おススメです。
まとめ
最後は、少々怪しい話になりましたが、こんな感じで自己流の文章術を実践しています。
今は、インターネットで多くの情報が行きかっています。
個人レベルで情報発信できるシステムが出来上がっています。
いろいろな活動ができます。
お金を稼ぐこともできます。
音声や動画もシェアを伸ばしています。
しかし、テキストデータの文章は、中心の情報発信ツールです。
大量の文章作成のなかで、SEOの施策やマーケティング的なテクニックも必要になります。
そういった内容は、ながくなるので次の機会にまとめてみたいと思います。
20年以上の、私なりに文章作成に向き合ってきた経験をとりあえずまとめてみました。
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