ネットでの情報発信が小規模事業者でも個人レベルでもできるようになってきました。
インターネットの活用をするうえで、どこに注目して活用していけば良いのかという本質の部分をみたいと思います。
最初に、インターネットの本質【第1回音声・動画のネット活用講座】ということでまとめました。
インターネットでの情報発信システムが意味するところ
情報メディアとしての、テレビやラジオでは、現在、画像、音声が、画質の面でも音質の面でも、非常にスムーズに配信されています。
そこに、インターネットが、出現して、文字情報ばかりの媒体が出来上がりました。インターネットが出来たばかりの頃の話です。
その頃は、回線の速度が遅かったので、写真1枚閲覧するのに、10分とか20分もかかったりしました。
パソコンが壊れたのかと思うこともしばしばでした。ネットのインフラが整っていなかったのです。
ほとんどは、電話回線のダイアルアップだけでした。インターネットとは、電話代のかかるものだったんです。
インターネットって何が便利なんだ!
メディアとしては、質が後退しているではないか!
と思ったものです。
しかし、それは違っていたんです。
インターネットの本質は個人レベルの情報発信が可能ということ
インターネットの本質は、メディアを個人的に持つことが出来るという事なんです。
データとしての質が落ちても、個人レベルでの情報発信が、手軽にできてしまうというところに、その凄さがあったのです。
それが、いまでは、ADSLや光通信でブロードバンドという、高速、大容量の通信が実現しています。
これは、何を意味するのか?
現在では、データ量という質が伴ってきたのです。
文字情報だけでなく、写真はもちろん、音声、動画もスムーズに伝達することが出来るようになってきました。
手紙に類する文字情報だけでなく、ラジオ局やテレビ局を個人レベルで開設できてしまうのです。
既存のラジオやテレビは、電波の関係で限られた地域しか配信できませんでしたが、ネットは、世界中が配信対象です。
しかも、一方通行ではなく、双方向です。
これは情報革命といえます。
マスメディア帝国からの市民革命みたいなものです。
そして、ユーチューブなどの動画投稿サイトの人気ぶりは、凄まじいものがあります。
インターネット人口の中で、閲覧時間の動画や音声を視聴する時間が、圧倒的に増えています。
これは、何を意味しますか?
個人レベルでの情報発信で自己実現する質的転換であり、ネットを活用したビジネスではチャンスです。
第1回【音声・動画のネット活用講座】のまとめ
インターネットの本質というテーマでまとめました。
今までのマスメディア帝国からの市民革命と大げさに言いましたが、使い方によっては、これは情報革命といえます。文字情報だけでなく、写真はもちろん、音声、動画もスムーズに伝達することが出来るようになってきた現在のネット環境は、まさしく個人や小規模事業者への市民革命を起こすインフラを準備してくれました。
インターネットの本質は、メディアを個人的に持つことが出来るというところに大きな価値を見いだしました。
コレを活用する為には、ブローバンドのネット環境を使いこなすための若干の知識は必要です。この講座では、音声や動画のデータ形式について最初に見ていきたいと思います。
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